2018年09月11日

8月25日開催「みんなの知らないツバメ講座」

つばめのねぐら入りもピークを終え、
30度を超える猛暑日が続いた8月も終わりました。
そんな最中、バードショップでは「みんなの知らないツバメ講座」を実施しました!

身近な渡り鳥であるツバメ。よく観察すればするほど
「どうしてこんなに早く飛ぶのだろう」「作られた巣は何回つかえるのかな」
「いつまで日本にいるの?」…といった素朴な疑問がでてきます。
これらは講座の中で参加者から実際に出た質問ですが、
ツバメの子育て時期になると、当会にも毎年ツバメに関する
さまざまな内容の問い合わせが寄せられてきます。

今回の講座では、身近でありながら謎多きツバメをより知ってもらうため、
プロのカメラマンであり、バードウォッチャーであり、調査研究も行うツバメ専門家の
佐藤信敏さんを講師にお招きしました。

講座では、カメラマンならではのオリジナル・ツバメ映像を
フル活用していただきました。ここでは、講座の様子を一部ご紹介します。

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冒頭では、ツバメの渡りルートや時期など基礎知識をおさらい。
図鑑などで予習したと思われる方は、うんうんとうなずきながら聴いていました。
続けてさらに深くツバメの生態を考察するため、動画を交えての解説が始まりました。
特に皆さんの目をひいたのは、野鳥の飛翔シーンをずらっと並べた比較動画です。

小鳥、猛禽、水鳥など、大小さまざまな鳥の飛ぶ姿をスローモーションにして
横に並べてみると、他の鳥と比べて2つ大きな特徴があることがわかります。
1つ目は、ツバメが翼で円を描くように動かしていること、
2つ目はゆっくりと羽ばたいていること!

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ツバメの飛行速度を飛行力学の観点で算出すると、
翼面荷重が小さく大きな翼を持っているため、
他の鳥と比べて特別に飛行速度が速くないそうです。

にもかかわらず、実際のツバメが速く飛べるのはどうして?

それは、羽ばたきのタイミングや姿勢を工夫して空気抵抗を少なくしているから‥
と、きれいなツバメの飛翔写真で解説してくれました。納得!

続けては、ツバメのさまざまな表情を紹介してもらいます。
巣作りするツバメ、餌をとるツバメ、なかには喧嘩をするツバメのシーンも。
子育てするツバメでは、調査で撮影した巣の定点カメラを高速再生。
巣が作られてからヒナが生まれ、大きく育ち巣からあふれるまで
成長する様子は圧巻で、感動的でした。

講座の後半は、佐藤さんが現在携わっているツバメの研究を紹介していただきました。
2011年3月11日に発生した東北地震後、津波と放射線漏れの
被害が大きかった地域では、避難した人々の人家や建物が取り残された
状況をニュースなどで知った方も多いでしょう。

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これらの地域は、それまで人家に巣を作りにきていたツバメも
飛来していた場所です。しかし、今ではその姿も少なくなっているそうです。

ツバメが人家に巣をつくる理由は、カラスなどの天敵から身を守るためといわれています。
そのため、人の気配がなくなった家に巣をつくる戦略がとれません。
この数年でその状況は進み、人と離れたツバメたちの中には
“野鳥“らしく人を警戒する様子も見られるようになったといいます。

軒下にツバメが巣をつくる、そんな光景が人とツバメの
歴史の中で築かれたものと感じさせられるお話でした。

講座の最後は、各地のツバメのねぐら入りを記録した
音楽つきの映像を鑑賞し、講座は終わりました。

講座が終わった後も、参加者の皆さんからの質問を
受けていただいた佐藤さん、ありがとうございました。

以上、スタッフFでした。
posted by Wild Bird at 16:38| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月13日

7/7(土)イベント「肩チュンbirdをつくろう!&ビッグ・チュンがやってくる!」


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どーーーーん。

野鳥の会の直営店「バードショップ」に
でっかいスズメと、ちっちゃなスズメと、スズメ頭の人間!?がやってきます。

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スズメ頭の人間の正体は、「株式会社鳥」の社鳥(社長)。
「とりいれよう。暮らしに鳥を。こころに鳥を。」をキャッチコピーに、全国でワークショップや展示をされています。

この度、スズメ大好きな社鳥によるワークショップ、
「肩チュンbirdをつくろう」を開催することになりました!

肩チュンbirdとは、手乗りサイズの小さなスズメの張子。
張子に自分で色を塗り、スズメをつくります。
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「え、スズメって意外と複雑な色・・・」
「こんなところにこんな模様あったっけ?」
と新しい発見もあるかも。
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完成したスズメは、肩にちょこんと乗せて完成!
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そして会場には「ビッグ・チュン」がやってきます!
こんなにでっかいスズメ、なかなか出会えません。
ぜひ一緒に写真を撮ってくださいね!
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さらに当日は、株式会社鳥のオリジナルグッズも購入できますのでお見逃しなく〜

◇ワークショップの詳細はこちら◇

日時:2018年7月7日(土)七夕!
@11:00〜12:00
A13:00〜14:00
B15:00〜16:00

定員:各16名
参加費:1500円

会場:直営店「バードショップ」
https://www.wbsj.org/shopping/shop/bird-plaza/

◇事前申し込み制◇
直営店「バードショップ」
03-5436-2624(11〜17:00/日祝休業)
ご希望の回、参加者全員のお名前、お電話番号をお聞きします。

みなさまのご参加を、社鳥ともどもお待ちしています。

スタッフSSでした。
posted by Wild Bird at 10:00| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月02日

5/19「光学機器ご購入者様限定 初夏の探鳥会」を開催しました。

5/19(土)日本野鳥の会直営店「バードショップ」にて光学機器(双眼鏡・望遠鏡)をご購入頂いたお客様を対象に探鳥会を開催いたしました。
 
ショップで買われた双眼鏡や望遠鏡。使い心地はどうかな・・・使う機会はあるかな・・・、せっかくなら探鳥会を開いてみんなで使ってみよう!
そんな思いで、初めて企画された探鳥会です。
場所は多摩川周辺。丸子橋から多摩川台公園へ行き、上流に抜けるコースを歩いていきました。

参加者からは
「なかなか一人では探鳥会に参加しづらくて・・・」
「鳥を見つけられないし、見つけても何の鳥か全然分からなくて・・・」
「双眼鏡を買ったもののそんなに使っていないのでこの機会に・・・」
といったお声が聞かれました。

 集合写真.png

最初は丸子橋の下で水辺に集まる鳥を観察。
スタッフと話しながら、自分の双眼鏡や望遠鏡で鳥を探していきます。
すぐ近くにいるハトでも、双眼鏡で見ると羽の色や何をしているのかがよく分かります。

「あそこにたくさんいるのはハトですか?何してるんですか?」
「あのカモ、こんな色の羽があるんだ」
「あ、黒い鳥が飛んでいった。あれは何?」
「双眼鏡の右の回せるところは使ったほうがいいんですか?」

参加者から次々と質問や感想がもれます。
スタッフも、双眼鏡の使い方や、見つけた鳥について何をしているのか、どういう特徴があるか話していきます。

「あ、あそこにシギがいますよ」
スタッフが望遠鏡でシギが見えるようにセット。それを覗いて、場所を確認し、自分の双眼鏡で探してみます。
「あ〜いたいた」
「見つけられた」
「真ん中の中州の一番右端から〜」
と参加者同士でも場所の教えあいっこが始まります。

(拡大)シギ.png

キアシシギ。動かずにいてくれたので、時間をかけて観察できました。

このあとも場所を変え、多摩川台公園の林の中でコゲラの声に耳を澄ましたり、多摩川の上流ではみなさん思い思いに鳥を探し、観察されていました。

最後に、その日見られた野鳥を、イラストを見ながら確認していきます。
今回は19種類の野鳥をみられました。

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 終了後の参加者からは
「スタッフと話しやすくてよかった」
「今まで恥ずかしくて聞けなかったことが聞けてよかった」
「時期を変えてまたやってほしい」
 といった声をいただけました。

今後もショップでご購入頂いたお客様向けにイベントを企画していく予定です。

ショップでは双眼鏡、望遠鏡を実際に手にとって見ることができるので「初めてだけど、どんなものがよいのか」「あの機種が気になっている」「触ってみたい」といったご要望にもお応えします。今回参加したスタッフもショップ店員としておりますので、一度遊びに来てみてください。


posted by Wild Bird at 10:19| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする