4年前にツバメのねぐら入りを知り、魅力にとりつかれた私。(現在8か所目)
せっかくなら佐賀でも見たい!と、
日本野鳥の会佐賀県支部の方に教わった場所に行ってきました。
東京よりも30分日の入りが遅いので、ねぐら入りする時間が違うことにすら少し興奮気味です。
川沿いの堤防にたどりつくと、すでにちらほらとツバメの姿が。
「いいヨシ原だね〜」とウキウキで観察開始です。
どんどん街の方から集まってきますが、
ヨシ原を通りすぎて田んぼに群がっています。
眠る前の腹ごしらえかなぁと、のんびり見ていたのですが…
あまりにもこちらにやってきません。
だんだんと不安になる私たち…
少し遠い田んぼの方を望遠鏡で見ながら、
「もしかして九州のツバメはイネにとまって寝るのかも…」説まで出ます。
ほんのり暗くなりはじめた堤防で、ふと隣にいる室長富岡を見ると、
ま、真上に・・・
真上に何千羽というツバメが!
「うわー!」と驚いていると、
そのあとも続々とやってきて、あっという間に万の単位の群れに。
頭上だけでなく、ひゅんひゅんと私たちの真横を通り抜けていきます。
先ほどまで田んぼの上を飛んでいたツバメたちが、
一斉にヨシ原めがけてやってくるのです。
夕焼け空と、漁から帰ってきた漁船の音と、ツバメたち、
なんとも言えない哀愁ある光景でした。
ツバメのねぐらは、きっと皆さんの近くにもあるはずです。
今年のピークはもう終わってしまいましたが、
西日本でならまだ見られるかもしれません。
見つけたら、ぜひ教えてくださいね。
(意気揚々と駆けつけるかもしれません)
スタッフSSでした。