2021年11月01日

はじめてみよう野鳥録音 〜モズの高鳴き〜

みなさん、こんにちは。

不定期ですが、
ICレコーダーを使った野鳥録音について紹介しています。

今回ご紹介するのは「モズの高鳴き」です。


皆さんは、どんな時に秋を感じますか?
「紅葉」「肌寒い朝」「明るい空」「秋刀魚」・・・
いろいろあると思いますが、
私はモズの高鳴きを聞くと、秋を感じます。

IMG_4807.JPG
モズ



この時期、ちょっとした緑地がある所や、河川敷などで、
この鳴き声を聞くことができます。
はっきりとした鳴き声なので、
鳴いていれば比較的簡単に聞き分けることができると思います。

モズは、繁殖を終えた秋から冬にかけて、
1羽だけでなわばりをもつので、オスメス関係なく高鳴きをします。

私の近所では、すでに高鳴きのピークは過ぎた印象ですが、
これからの季節でも、高鳴きを聞くことができます。

ぜひ、皆さんもモズの高鳴きを聞いてみてくださいね。

(高鳴きのピークより前に録音して、
このブログで紹介したかったのですが、
 河川敷は、どうしても近くを走る車の音が入ってしまい、
 タイムリーな紹介ができませんでした。 ←言い訳です)



今回使用したICレコーダー『TASCAM DR-05』は、
バードショップで発売中です。

https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/gd4468



〜 予 告 〜
当会でICレコーダー(機種は問いません)を
お買い上げいただいた方を対象にした、
『野鳥録音講座 オンライン 〜編集編〜』を
2021年11月23日(火・祝)に開催予定です。

野鳥録音すると、「ゴー」というノイズも
一緒に録音されてしまいます。
音源編集のフリーソフトを使って、
このノイズを除去したり、
フェードイン・フォードアウト等の方法を
学ぶ講座です(Zoomを使用します)。

当会でICレコーダーを購入された方には、
近日中に、メールでご案内させていただきます。

当会でICレコーダーを購入したけど、
講座の案内がなかなか来ないという方は、
下記まで直接ご連絡ください。


直営店「バードショップ」
shop-mail@wbsj.org


WILD Sでした。



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2021年09月15日

はじめてみよう野鳥録音 〜録音スタイル(2)〜

みなさん、こんにちは。

不定期ですが、
ICレコーダーを使った野鳥録音について紹介しています。

今回は、前回に続き、ICレコーダーを使った
野鳥録音方法(タイマー録音)についてご紹介します。

「タイマー録音」は、●●時〜●●時まで録音するという
設定をして、その時間、自動で録音するという方法です。

例えば、朝3時〜5時までに録音すると設定して、
好きな場所にICレコーダーを置いておけば、
その時間、自分がその場所にいなくても
勝手に録音してくれるという機能です。

なので、自分が早起きする必要はありませんし、
複数台使用して、森のいたるところに設置すれば、
その時間、どのような鳥がいるのか分かってしまうなんてことも可能です。

5月のある日、朝3時〜5時に設定して、
近所の森の中にICレコーダーをセッティングしてみました。
タイマー録音設定は簡単で、開始時刻と終了時刻を入力するだけです。

IMG_4157.jpg

ICレコーダーを回収し、音声編集ソフト「Audacity」で確認したところ、
ある時間帯にまとまった音声が入っているのが分かりました。

2021-09-14.png
※横軸は、時間を示しています。
※上段と下段は、ICレコーダーの左右のマイクを示しています。
※紫色の部分が、音声が入っていることを示しています。


録音開始が3時なので、3:45分あたりから4:15過ぎあたりまで
30分間に集中しています。

この音声の一部を抜き出してみました。



シジュウカラとメジロが、盛んに鳴いている様子が録音されていました。


その後、毎日同じように録音してみると、
ほぼ同じ時間帯に、盛んに鳴いていることが確認できました。

早朝、盛んに鳴く時間帯があるとは・・・
また1つ、野鳥観察の楽しみが増えた瞬間となりました。


なお、野外に設置する際は、盗難を防ぐため、
人に見つかりにくい場所に隠したり、
ICレコーダーを雨露で濡らさないような注意が必要です。



今回ご紹介しているICレコーダー『TASCAM DR-05』は、
バードショップで発売中です。

https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/gd4468

WILD Sでした。
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2021年09月08日

はじめてみよう野鳥録音 〜録音スタイル(1)〜

みなさん、こんにちは。

不定期ですが、
ICレコーダーを使った野鳥録音について紹介しています。

今回はICレコーダーを使った
野鳥録音の方法についてご紹介します。

現在、当会で販売しているICレコーダー(TASCAM DR-05)は、
スマートフォンくらいの大きさで重さは116gと軽量なので、
持ち運びは楽です。

操作方法も簡単で、
1)録音ボタンを1回押してスタンバイの状態にします。
2)もう1度録音ボタンを押せば録音を開始します。
3)停止したい時は停止ボタンを押せば止まります。

なので、ポケットや鞄の中に入れておいて、
鳥の鳴き声が聞こえてきたら、手にもったまま録音できます。
とっても簡単です。

手持ちで.JPG


しかし!自分の足音や、洋服が擦れる音等、
自分自身が発してしまう音が一緒に録音されてしまうことがあります。


自分自身が発してしまう音を入れたくない場合は、
録音を開始した状態で、ベンチや杭の上等にICレコーダーを置いて
自分は少し離れた場所に移動するという方法もあります。

また、ICレコーダー(TASCAM DR-05)には、
三脚ネジがついていますので、三脚に固定することもできます。

ICレコーダーを置きたい場所が湿っていたり、
濡れている場合にもオススメです。

三脚につけて.JPG


次回は、もう1つの方法「タイマー録音」についてご案内予定です。

今回ご紹介しているICレコーダー『TASCAM DR-05』は、
バードショップで発売中です。

https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/gd4468

WILD Sでした。

posted by Wild Bird at 12:00| 商品の使い方・お手入れアイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする