「ショップで買われた双眼鏡や望遠鏡。使い心地はどうかな・・・使う機会はあるかな・・・。ご購入いただいた皆さまにバードウォッチングを楽しんでほしい!」
そんな思いで企画した探鳥会の2回目の開催です!
今回は平日と土曜日に1回ずつの開催で、場所は前回と同じ多摩川周辺。多摩川台公園の中をゆっくり歩き、最後に多摩川に出るルートです。
開催前の参加者からは
「双眼鏡を買ったけど使う機会がなく、参加しました。」
「まだ双眼鏡の使い方がよくわからなくて…」
「練習したけど気持ち悪くなっちゃうんです。見方が悪いのでしょうか?」
といったお声が聞かれました。
集合場所でルートの確認をしたあと、多摩川台公園の広場へ移動。
そこで双眼鏡の使い方についておさらいしていきます。
目当てゴムや目幅調節など、改めて使い方を確認し、双眼鏡で見るときのコツもレクチャーを受けます。
基本の使い方を練習したあとは、公園内をゆっくり歩いて鳥を見つけていきます。
木々の葉が落ちているため、夏よりも小鳥を見つけやすい時期。
動きは早いですが、鳥を見つけるコツと今何がいるのかスタッフが説明していきます。
参加者も自分の双眼鏡で見られるようになってくると、小鳥の群れを一心に観察。そのかわいさに思わず「かわいい…」というつぶやきも。
シジュウカラが枝先にいるのをスタッフが教えると、図鑑と双眼鏡を交互に見ながら
「ネクタイ?あ!見えた見えた!」
「オスとメスの違いは…?」
「ほんとだ、ほっぺが白い。」
など、感想や質問がもれます。
最後に多摩川に移動し、望遠鏡も使って観察していきます。
冬は水の上をのんびり泳ぐカモ類がたくさんやってくる時期。
あまり動かず大きいため、観察がとてもしやすい鳥です。
望遠鏡で見、自分の双眼鏡でも確認し、図鑑とも見比べていきます。
すると、図鑑だけでは分からなかったことも
「あれ、アオサギ?図鑑と形が違う。」
「カイツブリってあんなに小さいの?」
「オオバンが陸に上がって草食べてる!」
観察の醍醐味ですね。
最後に、その日見られた野鳥を、イラストを見ながら確認していきます。
種類は違いますが、両日とも18種類の野鳥をみられました。
終了後の参加者からは
「名前はわからないけど見ているだけで楽しかった」
「鳥を見つけるポイントが分かって、前より自分で見つけられるようになった」
「双眼鏡の使い方を習えてよかった」
「ゆっくりていねいに進めてもらえて楽しかった」
といった声をいただけました。
使い方は難しくないけれど、ちょっとしたコツが必要なバードウォッチング。今後もバードショップでご購入頂いたお客様向けに探鳥会を開催する予定です。識別や見られた鳥の数だけじゃない、バードウォッチングの楽しみ方を学べるかも?!
ショップでは双眼鏡、望遠鏡を実際に手にとって見ることができるので「初めてだけど、どんなものがよいのか」「あの機種が気になっている」「触ってみたい」といったご要望にもお応えします。今回参加したスタッフもショップ店員としておりますので、一度遊びに来てみてください。