2016年08月05日

直営店「バードショップ」夏のイベント報告

7月30日、カラス先生こと松原始先生を講師にお迎えして、「一緒にカラスのことを学ぼう〜夏の課外授業〜」を開催しました。

43名の参加者のほとんどは「カラスの教科書」「カラスの補習授業」の愛読者で、「松原先生に会いたい!」という熱烈なファンの皆さま。
待望の最新刊「カラスと京都」をほぼ全員が首尾よく入手し、ニコニコです。

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◎「カラスと京都」の詳細・ご注文はこちら
http://www.birdshop.jp/fs/wildbird/gd3565
*書店での取り扱いは限られております。

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写真の向かって右が松原始先生。
文章のオモロサから想像できないほど、「含羞」という言葉の似合う知的でシャイな先生。
ちょっと見えにくいですが、ご自身で描いた鳥イラストTシャツを愛用されています。
向かって左は人気キャラクター「カラスくん」のイラストを描いている植木ななせさん。
谷中の雑貨屋さん「旅するミシン店」店主で、店内にはカラスくんグッズもいっぱい。

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さて、「参加したかったのにできなかった〜」という皆さま、ごめんなさい。お詫びに授業内容の一部をご紹介すると…

今ちょうどあちこちで見られる、口の中の赤いカラスの子どもたち。
なわばりを持てるほどの実力をつけるまで、約3年かかります。親離れは遅めで、春に生まれた子どもが一人立ちするのは多くが8〜12月、中には翌春まで親元にいることも…。

カラスは一夫一妻で、お互いの羽づくろいをずーっとしているほどの仲の良さ。
巣作りには2週間ほどかけます。巣材にする針金ハンガーをベランダから持ち去る時は、かかっている服を振り回して外し「ポイッ」と捨ててしまうので注意。
「ヒトを攻撃する」と言われるのは、ヒナが巣立つ前後の時期。攻撃前に、必ず段階的な警告をします。
1. 人を見降ろして「カアカア(出ていけ)」
2. 「ガララ…」(怒っている声)、葉っぱをブチブチちぎって落とす。
3. 人の頭をかすめて飛ぶ
4. 蹴る
攻撃されないコツは、背中にスキを作らないこと。両腕をバンザイと挙げるのも有効です。

日本で見られるカラス7種の内、よく会えるのは2種。
田畑や河原など開けた場所で、トコトコ歩いて食べ物を探す「ハシボソガラス」。
街中や森に棲み、地面に降りる時間の短い「ハシブトガラス」。
雑食のカラスは、街では居酒屋、小料理屋などのゴミをあさり、知床では鹿の亡骸に群がることも。

他にもおもしろい話を90分間めいっぱい聞かせてくださった、熱意あふれる研究者の松原先生、現在は東京大学総合研究博物館「インターメディアテク」学術研究部門特任助教をされています。
東京駅直結で入場料無料、お近くの方はぜひ!
スタッフKでした。

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