第1弾は、ベテランバードウォッチャーと、カメラユーザー
http://wildbird.seesaa.net/article/478646669.html
第2弾は、女性(レンジャー)
http://wildbird.seesaa.net/article/478681212.html
の使用感コメントをお届けしました。
今回は、主に調査活動を行うスタッフによる使用感コメントです。
●『クリアに見え、遠くの鳥の細部までよく観察できました』
山本裕(日本野鳥の会 自然保護室)
さっそく多摩川で使ってみました。
まず驚いたのは、30口径クラスとは思えないほど、
視界が広くて鳥をとらえやすいことです。
飛んでいる猛禽やカワセミをより早く視界にとらえ、
長く追いかけることができました。
さらに、クリアに見えるので、遠くの鳥の細部まで良く見え、
鳥の食べているものやしぐさまで、良く観察できました。
約100m先のセキレイ類の識別やモズの雌雄の区別ができ、
イカルチドリやイソシギもしっかり観察できてよかったです。
ごく近くに来た鳥でも焦点を合わせやすく、細部をじっくりと観
察するのにお薦めです。
この日は、移動中もずっと首にかけていましたが、肩が凝りませんでした。
高価な機種ですが、レンズの収差が少なく、
とにかくクリアに見え、とても良かったです。
これは購入したくなりました。
山本裕(日本野鳥の会 自然保護室)
●『暗い照葉樹林でも野鳥の姿がクリアに見えた』
鈴木 敏祥(日本野鳥の会レンジャー)
最初に手にとった時、重さを感じたが、
実際使ってみるとその重さを感じず、ストレスなく観察できました。
視野が明るく、鮮明でなので、常緑樹の照葉樹林内の暗い環境でも
木陰の野鳥がクリアーに見えました。
そのため、調査時に記録をしている際に野鳥が現れて、
双眼鏡を片手で操作しなければいけない時でも、
瞬時に野鳥の姿をしっかりと捉えることができました。
より正確な識別や、個体数の把握が求められる調査時でも使え、
とても頼りになる機種だと思います。
夕暮れにおいても葉のシルエットが一枚一枚鮮明、
また星もくっきりと見えるため、星空観察も楽しめました。
鈴木 敏祥(日本野鳥の会レンジャー)
■実機を見てみたい方は・・・
☆直営店「バードショップ」でご覧いただけます。
https://www.wbsj.org/shopping/shop/
☆双眼鏡・望遠鏡体験会
直営店「バードショップ」が入る丸和ビル1階で、
様々な双眼鏡を野外で見比べることができます。
【日程】2020年12月5日(土)・12日(土)・19日(土)・26日(土)
【時間】11時〜16時(この間いつでもどうぞ)
【参加費】無料
(現在お使いの双眼鏡をお持ちいただければ、無料クリーニングも行います)
■バードショップオンライン「Wild bird」でもお買い上げいただけます。
・Victory SF 8*32
https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/gr319/gd4486
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WILD Sでした。