2018年12月28日

12/9に関西トリの市が開催されました!

2015年より開催されてきた、雑貨即売会「トリの市」。
野鳥やいきもの、自然をモチーフに作品をつくられている作家さんをお呼びしており、東京での開催は、今年の12月で第7回をむかえました。

そんな中、関西の野鳥の会の支部で活動する女性から
「トリの市を関西でもやりたい」と連絡がありました。

関西の支部には活発に活動されている女性が多く、
今回、支部の垣根を越えて、探鳥会やイベントを企画しようと
関西版トリの市の提案がありました。

そして、何県かの支部の女性が集まり、「関西トリの市実行委員会」を結成。
そして、「第1回トリの市」が大阪・心斎橋で開催となりました。
201812関西トリの市DM.jpg

出展された9組の作家さんは、
羊毛フェルトやぬいぐるみ、アクセサリーや木製作品など
さまざまなジャンルの方が集まりました。
IMG_8749.JPG
DSCN3743.JPG

そのほか、各支部からはグッズ販売や活動紹介、
財団からは「バードショップ」として商品の販売を行いました。
DSCN3741.JPG

当日は、開始前からお待ちのお客さまが多数…
関西の皆さんの熱さと、野鳥への愛を感じました!
IMG_8758.JPG

一目散にお目当ての作家さんのところへ行く方、
じっくり1つ1つのブースを見て吟味される方、
お買いものついでに探鳥会への参加方法を聞かれる方、
さまざまな方にご来場いただきました。

開始から続々と来場され、時間によっては室内も満員状態!
とても多くの方にお越しいただき、約250名の来場者がありました。

関西での次回開催は未定ですが、
「またやってほしい!」という意見もいただきました。
作家さんも野鳥グッズが大好きな方も、きっと全国にいるはず。
トリの市のさらなる展開を期待して…

スタッフSSでした。
posted by Wild Bird at 13:54| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

12/7、8「光学機器ご購入者様限定 探鳥会」を開催しました。

12/7(金)と8(土)に、日本野鳥の会直営店「バードショップ」にて光学機器(双眼鏡・望遠鏡)をご購入頂いたお客様を対象に探鳥会を開催いたしました。
 
「ショップで買われた双眼鏡や望遠鏡。使い心地はどうかな・・・使う機会はあるかな・・・。ご購入いただいた皆さまにバードウォッチングを楽しんでほしい!」
そんな思いで企画した探鳥会の2回目の開催です!
今回は平日と土曜日に1回ずつの開催で、場所は前回と同じ多摩川周辺。多摩川台公園の中をゆっくり歩き、最後に多摩川に出るルートです。

開催前の参加者からは
「双眼鏡を買ったけど使う機会がなく、参加しました。」
「まだ双眼鏡の使い方がよくわからなくて…」
「練習したけど気持ち悪くなっちゃうんです。見方が悪いのでしょうか?」
といったお声が聞かれました。

集合場所でルートの確認をしたあと、多摩川台公園の広場へ移動。
そこで双眼鏡の使い方についておさらいしていきます。
IMG_2028.JPG
目当てゴムや目幅調節など、改めて使い方を確認し、双眼鏡で見るときのコツもレクチャーを受けます。

基本の使い方を練習したあとは、公園内をゆっくり歩いて鳥を見つけていきます。
DSCF7093.JPG
木々の葉が落ちているため、夏よりも小鳥を見つけやすい時期。
IMG_2045.JPG
動きは早いですが、鳥を見つけるコツと今何がいるのかスタッフが説明していきます。
IMG_2063.JPG
参加者も自分の双眼鏡で見られるようになってくると、小鳥の群れを一心に観察。そのかわいさに思わず「かわいい…」というつぶやきも。

シジュウカラが枝先にいるのをスタッフが教えると、図鑑と双眼鏡を交互に見ながら
「ネクタイ?あ!見えた見えた!」
「オスとメスの違いは…?」
「ほんとだ、ほっぺが白い。」
など、感想や質問がもれます。
IMG_2050.JPG

最後に多摩川に移動し、望遠鏡も使って観察していきます。
DSCF7098.JPG

冬は水の上をのんびり泳ぐカモ類がたくさんやってくる時期。
あまり動かず大きいため、観察がとてもしやすい鳥です。
望遠鏡で見、自分の双眼鏡でも確認し、図鑑とも見比べていきます。
IMG_2076.JPG
すると、図鑑だけでは分からなかったことも
「あれ、アオサギ?図鑑と形が違う。」
「カイツブリってあんなに小さいの?」
「オオバンが陸に上がって草食べてる!」
観察の醍醐味ですね。

最後に、その日見られた野鳥を、イラストを見ながら確認していきます。
IMG_2085.JPG
種類は違いますが、両日とも18種類の野鳥をみられました。
DSCF7110.JPG

終了後の参加者からは
「名前はわからないけど見ているだけで楽しかった」
「鳥を見つけるポイントが分かって、前より自分で見つけられるようになった」
「双眼鏡の使い方を習えてよかった」
「ゆっくりていねいに進めてもらえて楽しかった」
といった声をいただけました。

使い方は難しくないけれど、ちょっとしたコツが必要なバードウォッチング。今後もバードショップでご購入頂いたお客様向けに探鳥会を開催する予定です。識別や見られた鳥の数だけじゃない、バードウォッチングの楽しみ方を学べるかも?!

ショップでは双眼鏡、望遠鏡を実際に手にとって見ることができるので「初めてだけど、どんなものがよいのか」「あの機種が気になっている」「触ってみたい」といったご要望にもお応えします。今回参加したスタッフもショップ店員としておりますので、一度遊びに来てみてください。
posted by Wild Bird at 14:58| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月10日

カンムリウミスズメ人工巣設置作業に行ってきました!

11月26日(月)、希少鳥類の調査・保護に携わる部署の手伝いとして、カンムリウミスズメ人工巣設置作業に行ってきました。
場所は伊豆半島南端の沖合にある神子元島(みこもとじま)。無人島です。
今回は共同研究をしている帝京科学大学の先生と学生さんを含め、総勢8名で向かいました。作業に必要な道具類を一人5キロくらいずつ分担して持ち、船に乗り込んで朝6時に出港。
数日前に台風の発生がありましたが、幸い船の出航には影響ありませんでした。むしろ風が弱く、あたたかく感じる日和でした。
DSCF7054.JPG

島につくと船の先端を岩場に押しつけ、そこから島に上陸します。
カナヅチの私は海に落ちないかちょっとドキドキ…。
神子元島には船着場もあるのですが、風向きにより発着場所が変わるそうで、今回は船着場ではない場所だったのです。
無人島の神子元島には、現存する日本最古の洋式石造灯台があります。その灯台の先端にハヤブサのペアが。
DSCF7053(2).JPG
左の小さいのがオス、右がメス。島の上空を何度も飛び、肉眼でも顔の模様がはっきり見えました。こんなに間近でハヤブサを見たのは初めてです。

さて、仕事に戻ります。まずは持ってきた部品を組み合わせて巣箱を組み立て、その間に担当者が設置場所を決めます。
カンムリウミスズメは崖の岩の隙間などに巣をつくります。
昨年あった岩場は台風の影響で壊れて崩れ落ちていました。自然の力って恐ろしい…。
こうやって岩場が崩れてカンムリウミスズメが繁殖に利用できる場所がなくなったり、うまく崩れれば逆にいい隙間が出来たりするようです。
設置場所が決まったらいよいよ巣箱の設置です。これが大変。
いかに島の一部にカモフラージュ出来るか。島内の石を運んで巣を覆い、自然な岩の割れ目のようにします。

DSCF7065.JPG
上の画像の中に人工巣はいくつあるでしょう?うまくカモフラージュできているでしょうか…。

DSCF7067.JPG
完成のアップはこんな感じ。奥と手前に2巣写っています。

設置作業を終えたあと、過去に使われた自然の巣穴を見せていただきましたが、どこが入口で中がどうなっているのか、外から見ただけでは全くわかりませんでした。

そしてこちらの写真、崖の上に巣穴があるのですが、カンムリウミスズメは孵化すると1〜2日で、海上から親に呼ばれて自ら海へ出て行きます。
DSCF7076.JPG

…この感じからすると、この断崖から海に落ちるのか…?人間だったら自殺行為だけれども、落下の衝撃で怪我しないのだろうか…。生まれてすぐに試練が待ち受けているカンムリウミスズメのヒナ。野生の世界は人間の世界よりはるかに過酷なのかもしれません。

神子元島では、カンムリウミスズメは3月頃に繁殖を始めます。自然の巣があるのが一番ですが、今回設置した人工巣がカンムリウミスズメの繁殖に役立つと嬉しいです。
(※繁殖期の営巣地への立ち入りはご遠慮ください。人の立ち入りが起きると繁殖を放棄してしまうことがありますので、遠くから見守ってあげてください。)

日本野鳥の会のカンムリウミスズメ保護活動はこちら
Twitter https://twitter.com/hozen6?lang=ja
HP https://www.wbsj.org/nature/kisyou/sw/

以上、スタッフHでした。

posted by Wild Bird at 13:34| スタッフの活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする