2017年07月24日

イベント報告「鳥のフィールドサイン観察術!」

こんにちは、スタッフFです。
海の日も過ぎて、夏も本番。東京では暑い日が続いています!
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

暑い中もバードショップは開店!
7月22日(土)には、当会事務所の会議室にて
夏イベント「鳥のフィールドサイン観察術」を実施しました。

講師は、鳥の博物画から絵本の挿絵まで幅広く手掛ける
イラストレーターの箕輪義隆さんです。
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生き物たちが残すざまざまな生活痕跡、フィールドサイン。
講座では鳥を中心に、サインの種類から痕跡の意味を
読み解く観察術まで教わります!

鳥の糞、足跡、古巣といった代表的なものから
食べたものを吐き出したペリット、種、
そして嘴を使ってエサを探った後にのこる食痕(ビークマーク)
など、さまざまな鳥の例をスライドで解説。

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また、机上には箕輪さんがこれまで集めた
フィールドサインのコレクション(資料)が並べられ、
現物を見ながら話を聞くことができました。

休憩時間中は、参加者の皆さんが興味津々に鳥の羽毛やペリットの資料を
眺めたり触ったり。自然と箕輪さんを囲んでの質問タイムが始まりました。

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ちなみに、これらの資料はどうやって集めるのでしょうか?
現物で保管できるものもありますが、鳥の足跡や食痕などのサインは
見つけてもいずれ消えてしまいます。
写真に残しにくい跡の深さや立体的な構造は、石膏を流し込み
約1時間程度で型を取って資料にするそうです。とても地道な作業ですね!

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終盤は、1枚のフィールドサインの写真から鳥の行動を読み解く実践編!

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箕輪さんの推理に基づいた鳥のイラストやスライドも登場し、
思わず参加者の皆さんの顔がほころぶ場面もありました。

今、そこに鳥の姿が見えなくても残されたいろいろなサインを組み合わせて
鳥の姿・行動を思い描くことができる!
そんな野鳥観察の新しい楽しみ方が伝わる2時間となりました。

フィールドサインについて、もっと知りたいという方は、
箕輪さんの著書「鳥のフィールドサイン観察ガイド」をぜひご参考ください。
また、箕輪さんのイラストに興味がある方は、物語絵本「つばめのハティハティ」
「見る読むわかる野鳥図鑑」がおすすめですよ!

さて、来週末はいよいよバードショップ最後の夏イベント「ハニカムペーパーで鳥をつくろう!」です。
こちらも皆さまお楽しみに!
以上、スタッフFでした。
posted by Wild Bird at 17:19| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月14日

7/29「ハニカムペーパーで鳥をつくろう!」


みなさん、「ハニカムペーパー」ってご存知ですか?

ハニカムペーパーとは、薄い紙を重ねたペーパー素材のこと。
広げると立体の蜂の巣(ハニカム)のような形になります。
七夕飾りで見たことある!という方も多いかもしれません。
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そんなハニカムペーパーを使って、ワークショップを開催します!
ハニカムペーパーを販売・ワークショップの開催をしているcuriousさんにお越しいただき、鳥のリースをつくります。
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↑ぷっくらしたお腹がかわいいこちらの小鳥、
今回はせっかくの野鳥の会でのワークショップということで、
鳥部分は自由に作っていただこうと思います。

「ツバメが好き!」
「カワセミが好き!」
「マミチャジナイが好き!」
なんでもOKです。
図鑑を見るなどして好きに作っていただくも良し、
自由に作るのは自信ないかも…という方は
少しですが見本の型紙を用意してあるので
そちらを使っていただいても良しです!

おひとりでの参加、お友だち同士での参加、親子での参加も大歓迎です。
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事前申し込み・先着順ですので
お早めにお申し込みくださいませ〜♪

日時:2017年7月29日(土)
  @11:00〜12:00
  A13:30〜14:30
定員:各回15名ずつ
参加費:500円(材料代)
講師:curious http://curious-design.jp/

会場:日本野鳥の会 西五反田事務所3階
東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
https://www.wbsj.org/shopping/shop/bird-plaza/
交 通:東急目黒線不動前駅より徒歩5分
JR目黒・五反田駅から徒歩10分

◇お申込み◇
日本野鳥の会直営店バードショップ
03-5436-2624(11〜19時/日祝休業)

スタッフSSでした〜
posted by Wild Bird at 12:06| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月13日

【速報】皆様のご寄付で設置した巣箱から、シマフクロウのヒナが巣立ちました!

Tシャツ「千人の森」2016のご寄付により設置した巣箱から、シマフクロウのヒナが1羽巣立ちました!
この巣箱は、釧路地域の野鳥保護区に昨年10月に掛けた巣箱です。
日本野鳥の会が独自に調査を行った際、繁殖が発見された地域で、民有地であり、伐採等のリスクがあったため、当会が土地を買い取り、野鳥保護区を設置しました。
昨年までは、天然木の「洞(うろ)」を使っていましたが、エゾクロテンに襲われたり、巣穴の入り口が折れた枝に塞がれたりと、あまり良い状況ではありませんでした。
天然木があるので、補助的に巣箱を設置したところ、こちらの方が住みやすいと判断したのか、早春には営巣をはじめ、無事巣立ちとなりました。
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↑巣立ち後の巣箱、入口部分にヒナにエサを運ぶシマフクロウが何度もとまったため汚れています。


この巣箱ははじめて日本野鳥の会が設置した巣箱なので、
担当したレンジャーの喜びもひとしおでした。
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※写真は昨年10月に巣箱を設置した際のものです。

シマフクロウは3月頃に卵を産み、1ヶ月ちょっとでふ化します。
ヒナは親からエサを運んでもらい巣の中で成長します。
巣立つのはその後45〜53日ほど。だいたい6月の初めころになります。
レンジャーは子育てをじゃましないように注意しながら、繁殖のようすを調査し、4月に巣箱を使っていることを確認。
6月中旬には、巣箱から出て木にとまっている幼鳥を1羽、観察することができました。
幼鳥にとってはこれからが大変な時期ですが、厳しい自然を強く生き抜いて欲しいと思います。

今後の情報は「日本野鳥の会シマフクロウ保護活動」のfacebookよりご覧ください。
https://goo.gl/J1QkuK



★これからもシマフクロウの子育てを応援するため、Tシャツのご購入によるご支援をお願いいたします!
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千人の森2017 イエロー
Tシャツのご購入はこちらから
http://www.birdshop.jp/1000nin17/


日本野鳥の会は新たな巣箱の設置を進めてまいります。
千人の森2017は、Tシャツ1枚のご購入につき250円がシマフクロウの巣箱を設置するために使われます。
1000人の方のご購入でシマフクロウの巣箱を1つ※設置することができます。
※巣箱の製作、運搬、設置、設置後の巡回やメンテナンスにかかる費用の合計額

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皆様のご支援をお待ちしております!
※写真は昨年10月に巣箱を設置した際のものです。

シマフクロウの保護事業は、2004年からはじまりました。
根室、釧路、知床、十勝、日高 の5地域に、11ヶ所886ヘクタールの保護区を設置。
10つがいのシマフクロウの生息地を守っています。
今年は、環境省の調査により21羽のヒナが確認されましたが、そのうち5羽が日本野鳥の会の保護区生まれのヒナたちです。

このような保護活動は、皆さまからのご寄付や販売物の売上に支えらています。
これからもご支援をお願いします。


posted by Wild Bird at 12:49| ショップからのおしらせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする